遂に始まった十勝の大河。
みんな釣りたい気持ちは同じです^^
でも、どのルアーを持っていくか、現地でどうセレクトしていくかで釣果も変わります。
そんな事を、僕の目線で書いてみようと思います。
・まず最初にやっていること
どんな場所でも、僕の場合はハルシオンシステムのデンス90Deepから釣りを開始します。このルアーで始める理由は、水深を探るのが第一。その次に、魚の活性を探るのが目的となります。水温がまだまだ低いこの時期では、水深が少しでも深いほうが有利。そして、魚の活性は低いだろうという前提から始めることが必要です。活性が低い場合、早い動きではあまり釣果に恵まれません。低活性の場合は、ストップモーションの前後で釣れてくるのが基本。ですから、このルアーの得意なストップを使いつつ、探っていきます。ここまで書くとお解かりになると思いますが、パイロットルアーは、正直何でもOK。早い動きのルアーでも、水深を探れればいいのです。またその逆もOK。つまり、現在の状況を検証していければいいのです。
・ストップモーションを起こす為のルアー選択
様々なルアーが売られていますが、やはりこの時期の基本はスロー、極端に言えばむしろストップです。この意味で、バイブレーションやスプーンはちょっと苦手な分野になってきます。その決め手はやはり比重。バイブレーションも昨今は金属製のものが出てきていますが、金属の比重の場合、ストップでは簡単に沈んじゃいますし、ある程度の速さが無ければ水深の維持も難しくなっていきます。スプーンは、カップ形状などにも因ると思いますが、最近の流行の肉厚のものはかなり難しいルアーといえるでしょうね…。バイブレーションでも樹脂製のものでは、かなり使用しやすいものもあります。ただし、やはり水深コントロールという部分では大河では難しい種類のルアーといえます。比重と浮き上がりにくさ、コントロールのし易さでは、やはりミノー、その中でもディープダイバーが基本中の基本となるのは当然の結果ですね。深く潜るためにロングリップを装着し、安定してしっかり潜らせるために気室(ボディー)が大き目のものであれば、間違いなく一定の層を引き易いと思います。まずは、そういったミノーから釣果をのばしていくのが基本かなと思います。
・ジグの選択
僕の場合、大河でジグなどのルアーを選択しているのは、遠くを攻めたいからです。それ以外にあまり理由はありません。深く潜らせることは、他のルアーでも工夫次第で可能です。しかし、飛距離だけは絶対に敵いません。そして、このルアーの場合の釣れ方はほとんどの場合、着水して数回のリフト&フォールに集中してます。これは、距離と流れの関係に依存していると考えられます。やはり60mほど遠い場所で、ナイロンラインなどを使用している場合は特に、美味しくジグの恩恵にあずかれるのは着底から数メーターだと思います。ですから、近・中距離を攻めて出ない場合、ジグで遠方というのが通常です。
・バイブレーションの選択
このルアーを使用していくシュチュエーションは、やはり足元が深い場所であることが多いですね。ですから、大河ではその選択肢に入ってくることがあまり無いです。基本的に、トゥイッチやジャークで機敏に動くというよりも、一定の層をひいて来るという意味合いが元来強いですからw トラウトバイブレーションは、激流の中で使用するには非常に有効ですが、大河ではどうでしょう。バイブレーションでしか釣れなかったというシュチュエーションが想像しにくいですねw
・デカイミノーの選択
チカやキュウリといった、下流域で捕食対象となっている魚と同じサイズのルアーは、間違いなくマッチ・ザ・ベイトですから、セレクトする価値は十二分にあります^^ 僕は、タイドミノーシリーズを使いますが、比較的流れに強いとされるものであればOKだと思います。ただ、線の細い・ストレートな動きを得意としているルアーでは、流れの中でアピールしにくいです。潜行深度も重要な要素となってきたりします。
タイドミノー200までは釣れてますから、可能性は無限大です!
このルアーの場合、活性も何も関係ないです。おとこのルアーです^^
・リップレスミノーの選択
これは、タイプ別で2種類あります。スライドで釣っていくモノと、リフト&フォールで釣っていくモノがあります。ハルヒコ105は前者、イナセ9は後者という感じです。釣れ方も使い方も正反対の対極のルアーといえますね。後者の方が一般的ですが、それは他のルアーでは出せない魚の動きと同じ水面に向かって泳ぐというか逃げる動作が可能な点です。だから釣れるんですが、その動きを出すのが難しいです。基本、動かしすぎと動かなさ過ぎです。このルアーに関しては、いっぱい色々書いてるのでこんなとこでやめます。そのうち、Goproで動画ですね~・笑
リップレスは、活性が高い場合は前者、活性の低い場合は後者をメインにセレクトします。
・小さなルアーの選択
何を選択しても釣れない場合、最後に行なうのはやはりサイズダウン。これがルアーセレクトの最後です。正直、小さなルアーでの釣りは、大河釣りとしてのボリュームをトーンダウンさせてしまうのであまりしません・笑 ボトムまで落としてリフト&フォールというのは、他のルアーと同じですw
・どんなルアーでも言える事
まずは、ボトムを意識するということもそうですが、選択したルアーでどのくらいの層をひいているのかしっかりと把握できていることが重要となります。大概の方の場合、これが出来てません。特にダウンに入ってからは解りにくくなっていきます。手首の使い方とロッドに掛かっているルアーのテンション等、少し意識すれば釣果は格段に向上してくるはずです^^
ここまで、書いてみましたが、言いたいことの半分くらいかなw
文章にするのは難しいですね。
この時期独特の大河の釣り、是非釣行してみてくださいね~^^
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