2010年8月6日金曜日

現在のカラフトマス攻略

いやいや、暑いっすねw
そんなこんなで、本日は正影さんが店員さんをしてくださってますので、質問がある方、是非いらっしゃって下さい!

さて、カラフトマス攻略の現在(今)を書いていこうと思います。
数回に分けようかと思ってますので、今回は、「ルアーセレクト編」ですね。
当店で人気のルアーは、もちろんサトウオリジナルの「アンサー」。
重さは、7g・10gが人気ですし、やっぱり釣れます。
そんな軽いの???って、言われる方が多いですが、カラフトマスに重いルアーは必要ないです。
理由は簡単で「3つ」あります。それはまず、①飛ばす必要が無いこと。次に、②泳層のコントロールが容易な事。最後に③スピードを遅く出来る事ですね。①は、カラフトマスの習性上、岸に(と言うよりも、河川に)近づいてくる事です。よく、ウェーディングしている方が居ると魚の群れが遠くに離れていきますけど、立ち込めるくらいの場所には沢山の魚が居ます。過去、誰も釣れて居ないときに、20cmくらいの水深の溜まりで一人だけ爆釣なんてことが何度もあります。飛ばす事ももちろん重要ですが、それ以上に重要なことがあるんですわ。②泳層のコントロールは、ルアーの形状や比重に大きく左右されます。アンサーの7g・10gの形状は、一言でいうならオーソドックス。どんな状況でも対応させやすいんです。カラフトマスの泳層はほぼ表層から深くても1m程度。もちろん地形的に深い部分を通るところもありますが、50cm程度の場所を通ってくれば、間違いありません。アンサーの場合、それがちょうど良くできるのです。実は、7gと10gの鉄板の厚さが一緒。つまり、同じような使用方法でサイズダウンまで出来るんですね。スレテイル魚を釣るなら、こういう攻略も必要だったりします。③スピードを遅く出来るというのは、長い時間見せていられるという事です。カラフトマスは、河口に居るようなときにはかなり動きが遅く、その魚に長くルアーを見せられるのは、非常に有利です。まあ、言うなればルアーのウキ釣りバージョンでしょうか?流れと合えば、ステイも可能です。この3点で、アンサーはカラフトマス攻略最強ルアーの一つなんですね。
アンサーのカラーは、この3つの要素があって始めて検討をします。黒、当店ではダントツの人気で、直ぐに無くなりますが、ローテーションを考えていくとこの色だけでは釣りが成り立ちません。光の加減、水の色などで5色位を混ぜて使っていくのが有効というか必要ですね。黒は、万能選手であると同時に、最も目立つ色です。反対色の白・蛍光系のカラーは膨張色で目立ちにくい色。この2色だけでも多くの実験が出来ます。ここに、昼間の実際のベイトに近いようなブルーやグリーンを混ぜ、定番色の赤を気分で入れる。ベースカラーは、オホーツク海の海の透明度から考えるとシルバー以外は必要ないと思います。
とまあ、アンサーで書きましたが、他のルアーでも同じように出来るルアーがあります。スプーンでなく、ミノーでもそうです。重要なのは、そのルアーが持つ「要素」。これを満たしていることが、絶対条件なんです!
わからないことがあれば、聞いてくださればお応えしますよ!ちなみに、僕の一押しのカラーは、両面黒ではなく、オレンジベースのカラーです・笑
次回は、竿と糸で書きますかね。