2011年7月31日日曜日

カラフトマス攻略追加

曇っていても暑いですねwww
昨年のカラフトマス攻略に追記していく形で文章にしております。
昨年見た部分もあると思いますので、その部分(前半)は抜かしてください・笑
でも、少し修正しているから、見てもらっても良いかなw

さて、カラフトマス攻略の現在(今)を書いていこうと思います。
まずは、「ルアーセレクト編」ですね。
当店で人気のルアーは、もちろんサトウオリジナルの「アンサー」。
重さは、7g・10gが人気ですし、やっぱり釣れます。
そんな軽いの???って、言われる方が多いですが、カラフトマスに重いルアーは必要ないです。18gくらいが巷では主流ですが、はっきり言って必要ないです。理由は簡単で「3つ」あります。それはまず、①飛ばす必要が無いこと。次に、②泳層のコントロールが容易な事。最後に③スピードを遅く出来る事ですね。①は、カラフトマスの習性上、岸に(と言うよりも、河川に)魚は必ず近づいてくる事ということです。よく、ウェーディングしている方が居ると魚の群れが遠くに離れていきますけど、立ち込めるくらいの場所には沢山の魚が居ます。過去、誰も釣れて居ないときに、20cmくらいの水深のちょっとした溜まりで一人だけ爆釣なんてことが何度もあります。飛ばす事ももちろん重要ですが、それ以上に重要なことがあるんですよ。②泳層のコントロールは、ルアーの形状や比重に大きく左右されます。アンサーの7g・10gの形状は、一言でいうならオーソドックス。どんな状況でも対応させやすいんです。カラフトマスの泳層はほぼ表層から深くても1m程度。もちろん地形的に港のような場所では、少し深い部分を通るところもありますが、50cm程度の場所をルアーが通ってくれていれば、間違いありません。アンサーの場合、それがちょうど良くできるのです。実は、7gと10gの鉄板の厚さが一緒。つまり、比重が一緒。フォールなどが若干違いますが、同じような使用方法でサイズダウンまで出来るんですね。スレている魚を釣るなら、こういう攻略も必要だったりします。③スピードを遅く出来るというのは、長い時間見せていられるという事です。カラフトマスは、河口に居るようなときにはかなり動きが遅く、その魚に長くルアーを見せられるのは、非常に有利です。まあ、言うなればルアーのウキ釣りバージョンでしょうか?流れとかみ合えば、ステイも可能です。この3点で、アンサーはカラフトマス攻略最強ルアーの一つなんですね! カラーは、この上の3つの要素があって始めて検討をします。黒、当店ではダントツの人気で、直ぐに無くなりますが、ローテーションを考えていくとこの色だけでは釣りが成り立ちません。光の加減、水の色などで5色位を混ぜて使っていくのが有効というか必要ですね。黒は、万能選手であると同時に、最も目立つ色です。反対色の白・蛍光系のカラーは膨張色で目立ちにくい色。この2色だけでも多くの実験が出来ます。ここに、昼間の実際のベイトに近いようなブルーやグリーンを混ぜ、定番色の赤を気分で入れる。ベースカラーは、オホーツク海の海の透明度から考えるとシルバー以外は必要ないと思います。(常呂など、一部の濁りやすい河川の流れ出しに当たる海岸では、ゴールドベースが効く時もあります!)
とまあ、アンサーで書きましたが、他のルアーでも同じように出来るルアーがあります。スプーンでなく、ミノーでもそうです。重要なのは、そのルアーが持つ「要素」。これを満たしていることが、絶対条件なんです!

続けて、「タックルの選択」です。
まず、ロッドから。ロッドは、6ftのライトアクションから9ftのヘビーアクションまで、カラフトマスを釣る気になれば何でも釣れます。僕は、中学生の頃、6ftのライトアクションの竿でカラフトマスを釣ってました。魚体の大きさから考えても、正直語弊はあるかも知れませんが、何でもOKですw ただ、人が多かったり、足場が高かったり、その他使うルアーなどによって左右されてしまうと言った方がベターかな? 最大公約数的な数値を取れば、7ft~8ftくらいの竿が最も使いやすい竿となりますね。メインとして使うルアーのウエイトが約10~20gですし、サーフ・港湾・磯など、どんなシュチュエーションでもこの長さならば対応可能ですから。1本だけではなく、出来れば場所やルアーに合わせて複数本を!というのが、本来ならば理想ですよ^^
次にリールですが、竿の長さに合わせた、適正な大きさのリールを選択してください。ラインキャパシティーももちろん重要です。シマノで言うならば、6ftクラスはC3000番、7ftクラスは3000番、8ftクラスは4000番というのがバランス的にもオススメです。ラインが進化していますから、多少小さめのリールにPEラインという組み合わせでも対応できます。また、カラフトマスは走るのが面白い魚ですから、人が居ない場所ではドラグを出してリールを「鳴らしてみる」というのも一興です^^
最後はラインですね。これは、本当に好みもありますし、また行く場所にもルアーの選択によっても変わってきます。オホーツクで代表的な釣り場である知床では、PEよりもナイロンラインをオススメします。理由は、岩によって擦れたりが多いからです。また、人気の河口では他の人とのライントラブルもありますから、擦れに極端に弱いPEラインはNGです。ただ、ルアーの操作感や、ファイトのダイレクト感はPEラインがダントツ有利です。ですから、ご自身の行かれる場所や釣り方に合わせて選択したりして欲しいアイテムですね^^

最後は、釣り方です。
カラフトマスの泳層は、先ほども述べたように、かなり浅いです。たぶん、あの魚体からは想像できないくらい浅いと思ってもらったほうがいいと思います。基本となる水深は50cmくらいです。アンサーのフォール時間で言うと3秒程度でしょうか。(ラインなどの諸条件で変化します。)キャスト→フォール→リトリーブというのが基本動作ですが、リトリーブのスピードが肝です。アンサーは1秒間に1~2回転程度のリーリングスピードで、ほぼ一定の層を引いて来れます。焦らずゆっくり、それも出来るだけゆっくり一定の層を引いてきたいので、根掛りなどを参考にしながら、泳層のコントロールに神経を集中してください。また、周りがどんなルアーでどんな風に釣っているのか?も大変貴重な情報源です。もちろん、釣れた人を観察するのは絶対です。僅かな差で釣れる釣れないが出るのが面白くもあり、難しくもある釣りなので、観察を忘れずに!

とまあ、こんなところでしょうかね?抽象的な部分もかなりありますので、お聞きになりたい方は店舗ででもどうぞ^^ 今年は豊漁年ですから、是非カラフトマスと対決してみてください!